絵本を選ぶコツ(前編)

 

 こんにちは!YOMO運営事務局です。

 お子さんのために絵本を読んであげたいけど、どんな絵本を選べば良いか迷ってしまうときはありませんか?

 子どもの成長、発達によって興味ある絵本も変わっていきますので、年齢ごとにまとめてみました。
 今回は0~2歳編です。

▼0歳

 月齢が低いときは視力がまだ発達していないので、絵が大きく、はっきり描かれているものや、目より耳の方が発達しているので、「わんわん」、「ピヨピヨ」などオノマトペが繰り返しでてくる絵本を選んでみてはどうでしょうか。

▼1歳

 個人差にもよりますが、一人で歩けるようになる時期に入ります。はいはいの世界とはまた違った世界が広がるので、いろいろなことに興味を持ち出すでしょう。

 また少しずつ言葉を覚えて話し始めたり、視力も上がってくるので絵本の絵にも興味を持ち始めます。絵本を選ぶときは、「きらきら」「ザーザー」「ブーブー」などの感覚的、感情的に理解できる表現がより多く使われている絵本の方が興味を示してくれるかもしれません。

▼2歳

 身体ともに成長し、一人でできることが多くなります。一人でご飯を食べたり、洋服を着られたり、大人のマネごとをしてみたり。

 様々なことに興味を持ち、知識や経験を広げようとする時期になります。子どもの身近にある食べ物、動物または経験したことのある物事が描かれた内容の絵本を選んでみてはどうでしょうか。

▼まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 お子さんの年齢や成長によって、興味あることが変わってきますので、少しずつ絵本のジャンルや内容の幅を広げて、お子さんと一緒に絵本を楽しんでくださいね。

参考図書:児玉ひろ実『0~5歳子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』小学館 2016